2009年11月04日

ナビスコカップ決勝の問題点

 
  ※相当、長文です。。


  一度でいいからスタジアムで観戦したかったゲーム。

  ナビスコカップの決勝。

  今日、実際に現場まで足を運び見てきました。

  この試合で一番興味があったのは、ゲームの内容や結果ではなく
  エンターテイメントとしての空間。
  すなわち日本一のチームを決める試合というコンテンツを
  部分的に担っているスタジアムの雰囲気、環境の部分は
  実際どうなんだろうと。

  というのは、
  過去のナビスコの決勝戦をテレビで観戦して感じたのは、
  常にドラマ性があり、感情に訴えるものがあったわけです。
  実際、2005年に千葉が優勝したゲームは、
  自分は千葉ファンではなくても心を揺さぶらました。

  そして、その理由は、ゲームの内容だけでなく、
  テレビ側(フジテレビ)の演出(青嶋アナの実況はいいですね)
  によって、「感動」というファクターをうまく生み出している
  部分も多分にあります。

  では、実際、スタジアム観戦における演出だったり、環境
  はどうなんだろうと。

 



  結論から言うと、期待外れでした。 




  実際見に行っている方からすれば、何言ってるんだ?
  と思われるかもしれません。
  もちろん、両サポーターは本当に素晴らしかった。
  ぱっと見た感じでは、観客の8割ぐらいは、
  各チームのユニやチームカラーのアイテムを身にまとい、
  スタンドから見ても、本当に色鮮やか、美しかったです。

  でも、サポーターやその他諸々の環境も含め、
  エンターテイメントとして、これが最高レベルかといったら、
  全然そうじゃないと思う。 


  感じた事を箇条書きに下記に記します。
  (これは、ある意味、自分のための備忘録なので、
   スルーしてください。)

  
  ・試合前のナレーションのうぐいす嬢の声が、
   全く感情がこもってない。一方通行。
  
   【インタラクティブな時代性と、サッカーはエモーショナル
    なスポーツであることをもっと認識する必要あり。
    そして、試合前、ファンは何を思っているのか、
    今一度考えるべき】
   
  
  ・光が差して、バックスタンド側、ゴール裏からでは、
   オーロラビジョンで何を映しているのか見えない。

   【ファシリティの問題】
  

  ・因縁の対決というこの好カードを盛り上げる工夫にかける。
   
   【これは、やはり映像を使うのが一番効果あるし、
    もっと過去の歴史を交えて観客を盛り上げるべきでは?】


  ・せっかくの応援の声も、空間に仕切りが無いゆえ、
   密着感がない。当然、ピッチとの距離も問題。 
  
   【ファシリティの問題だが、本当に国立でやる必要があるのか?
    再考してもいいのでは?日本一を決める大会なのだから
    もしくは、陸上トラックのあの茶色の部分をチームカラー
    に染めるとか、何かしら工夫できるのでは?】

  
  ・ゴール裏のサポーターは声をだしているが、
   バックスタンド側のサポーター(ファンと言うべきか)は
   あまり声を出していない。

   【サポーターの拡声器で音頭を取っている人を増やして
    バックスタンド側にも配置するか、もしく数回でもいいから
    顔を出して彼らを鼓舞してほしい】
    
   
  ・なぜ、東京サポーターは、You will never walk aloneを
   歌わないのだろう。聞きたかったし、歌わなかった理由が
   知りたい。

   【どういうポリシーであの歌を歌っているのだろうか?】

            ↓

   Twitterで質問したところ、
   選手紹介から選手入場までの間に歌っていたとのことでした。
   なので、実際は、バックスタンドまでは聞こえなかった
   ということですね。

        
              
  

  ・まだ選手入場前に、大会スポンサーであるヤマザキナビスコ
   株式会社のCMが映像なしでナレーションされる。

   【別にいいのだが、もったないですよね。
    せっかく、目の前に潜在顧客がいるのに、使いまわしのCM
    のナレーションいれても、効果薄いのでは?    
    それなら、社長がみずから、短くてもマイクパフォーマンス
    をして、何かメッセージを伝える方が、愛着生まれるのに。
    もうこの企業の認知はもうされていて、
    情緒的な部分を訴求するべきなのは、担当も
    わかっているはず。企画性が全くなく、残念でならない】
    

  ・選手紹介でようやく、各クラブのDJが登場。
   それにあわせて映像も。
   川崎の映像はしっかり過去の歴史を振り返り、この試合の意義を
   伝えていてクオリティーが高い。一方、東京は、受け狙い(?)
   の映像。あと気になったのが、バックミュージックが
   ハイテンポなユーロビート。
   そんな安い音楽で装飾されて、がっくり。
   

   【川崎はブランディングができていて、
    東京はできていないことが判明。なんでCLにあの音楽が
    流されているのか、考えるべき。
    ブランディングの機会を逃しているのが、ほんと残念。】
  
  ・選手入場の際、バックスタンドの観客は座ったまま。

   【座るという行為って、楽。横並びが大好きな日本人の
    行動規範を変えさせるのは難しいかも。       
    でも、観客もエンターテイメントの装置なんですよ。
    そこを理解させるのは、サッカー界全体の問題だと思う。】  

  ・選手入場終わった後、国歌斉唱。代表の試合の国歌は最高。
   しかし、クラブの日本一を決めるのに、なぜ国歌を歌うのか?
   歌ってもいいけど、説明のアナウンスをいれてほしい。
   急に、国歌を歌うから、起立してくださいって・・・
   相当違和感。代表ならOKだよ、でもなぜナビスコの決勝で?
   
   【俺らは、アメリカ人ではない】


  ・CLを真似ているのかもしれないが、センターサークルに
   ナビスコカップのロゴらしき(?:実際見えない)ものが
   おかれているが、小さいし、何もインパクトがない。

   【そもそも、17年間この大会を続けてきて、ブランドが
    あまり確立されいないのと感じるのは僕だけでしょうか?
    どれくらいの人がナビスコカップのロゴを連想できる
    のでしょうか?相当伸びシロはあると考えましょう。】


  ・ハーフタイム、ピッチでは何もイベントをやっていない・・
   これには驚きました。。オーロラビジョンも動いていない。
   プレミアでは、普通に何かしらイベントが行われてます。
   これ、日本一を決める最高の大会でなのでは?
   クソまずくて高いジャンクフードを求めに売店にいくか、
   寒空の中選手が後半のピッチに出てくるのをただ待つだけか、
   モクモクとタバコを吸うだけしかないのでしょうか?
       
   【観客はうっすら、心の中では気づいています。
    おかしい事はどんな理由があろうとおかしいわけです。
    諸事情があり、難しいのかもしれません。
    でも、顧客が不満に思っていることは
    絶対変えないといけないことだし、変えるために
    努力していることを説明しなければいけません。】


  ・ゴミの問題。

    【仮に自分がイベントの責任者で、この写真見たら、
     怒り狂うけどね。
     はっきり言ってこんなの見たことない。
     大きい容量の分別のゴミ箱を仮設置するだけなのに。
     サービス業の基本でしょ。
     この様を見て、良いものを見たなんて
     誰が思うのでしょうか?細かい事だけど、消費者は
     そういうところをしっかり見てるし、
     どんなに良い試合でも、気持ちが冷めてしまうよ】
  

    画像0016 (2).JPG
   ふー、なんだかんだ、いっぱいありました。
   でも、実際試合にいかないと、こんな発見もなかったわけです。
   
   このままの現状なら、ライトなファンにとっては、
   テレビでナビスコカップを見たほうがいいかもしれませんね。
   なぜなら、そこから触発されてスタジアム観戦したとしても、
   彼らは本当のサッカーの試合の本当の醍醐味を味わうことは
   できないのかなと思う。残念だけど。 
   
   答えは現場にある。
   先日、サッカービジネスで活躍されている方から頂いた
   言葉を思い出しました。

   

   ACLの決勝も見に行かなきゃな。
    


    
   
posted by ワッキー at 00:36| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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